研究課題/領域番号 |
25440142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
川上 直人 明治大学, 農学部, 教授 (10211179)
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連携研究者 |
豊岡 公徳 理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 上級研究員 (10360596)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 種子 / 胚乳 / 糊粉層 / 発芽 / 小胞輸送 / 細胞分化 / 植物生理学 / 形態形成 / 表皮 / クラスリン被覆小胞 |
研究成果の概要 |
種子胚乳の最外層である糊粉層は、穀類では貯蔵栄養の可動化に、双子葉植物では主に発芽のバリアとして働く。シロイヌナズナの糊粉層が消失した突然変異体の解析から、TRG2A遺伝子が糊粉層の分化・維持に働くことを発見した。TRG2Aタンパク質は細胞質に局在し、小胞を介した物質輸送に働くアダプチンと結合することを明らかにした。また、TRG2Aはゴルジ体からの小胞輸送に関わる可能性を示唆した。さらに、小胞輸送に働くCHMP1遺伝子も糊粉層形成に関わることを明らかにした。したがって、糊粉層の分化・維持には、小胞輸送が重要な役割を持つと考えられた。
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