研究課題
基盤研究(C)
シロイヌナズナを含むアブラナ目の植物には,ERボディと名付けた小胞体由来の構造物が出来る.ERボディには, 新規タンパク質であるNAI2とβグルコシダーゼであるPYK10が蓄積する.そこで,本研究ではこれらのタンパク質の役割を調べ,ERボディの形成と機能に関して新しい知見を得た.NAI2とPYK10がERボディ形成に必要かつ十分であること,PYK10はグルコシノレートを基質とするミロシナーゼであり,ダンゴムシの食害を防ぐために働くことが明らかとなった.これらのことより,ERボディは虫害や病害に対する防御のための構造物であることが示唆された.
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
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