研究課題
基盤研究(C)
マーブルクレイフィッシュは光刺激に対し、日中は負の光走性を示し、夜間は逆に正の性質を示すことをまず明らかにした。次に、その光走性の性質逆転が脳内セロトニン・ドーパミン濃度変動に基づくサイクリックAMP濃度の違いに変動に依っていることを明らかにした。そして、日中負の光走性を示すマーブルクレイフィッシュに対し、T字迷路の片側から餌のけん濁液を流すと同時に光を与え条件付けすることで、光=餌と学習し、餌の匂いなしでも光側に定位するようになることを明らかにし、遺伝的にプログラムされた光走性の性質が学習によって可逆的に変化可能であることが確かめられた。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件)
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