研究課題/領域番号 |
25440173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
黒川 信 首都大学東京, 理工学研究科, 准教授 (50211222)
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研究分担者 |
田中 浩輔 杏林大学, 保健学部, 教授 (50236585)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 消化管神経系 / 消化管運動 / 末梢神経系 / アメフラシ / モノアラガイ / タツナミガイ / トゲアメフラシ |
研究成果の概要 |
軟体動物腹足類アメフラシ、トゲアメフラシ、タツナミガイ(アメフラシ科)とモノアラガイ(有肺類)の消化管神経系(ENS)の消化管運動支配を比較生理学的に調べた。自律運動リズムの起原はいすれの動物でもENS内のペースメーカーを起原とする神経原性だった。ペースメーカーニューロン群はアメフラシでは後砂嚢上に、その他の動物ではそ嚢上にあり、自律運動は先ずその各部域から生じた。このことはアメフラシが大型海藻食で噛み切りながら大量に摂食し、そ嚢が著しく大きいのに対し、他は付着藻類などを切削しつつ摂食し、そ嚢が小さいことと対応した。同等に分布しているENSが食性に適応して異なる機能を果たしていることを示す。
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