研究課題/領域番号 |
25440188
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
西田 洋巳 富山県立大学, 工学部, 教授 (60301115)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 菌類 / 進化 / エキソン / イントロン / 塩基組成 / 塩基配列 / ヌクレオソーム / 連続2塩基配列出現頻度 / Saitoella complicata / transcribed RNA / nucleosome / evolution / base composition / genome signature / exon and intron / ヒストン / ゲノムDNA / 等電点 / 菌類進化 / 2塩基配列出現頻度 / アスペルギルス |
研究成果の概要 |
真核生物のゲノムDNAはヒストン8量体に巻きつき、ヌクレオソームを形成する。本研究では、菌類のエキソン、イントロンにおけるゲノムDNAとヒストンの関連を調べた。まず、菌類のヒストンの等電点とゲノムの塩基組成には関連性は見られなかった。次に、エキソンおよびイントロンを比較したところ、エキソンではグアニン・シトシンに富み、ヌクレオソーム形成頻度が高く、イントロンではアデニン・チミンに富み、ヌクレオソーム形成頻度が低いことを明らかにした。また、菌類の種によって、ヌクレオソーム形成における塩基配列のパターンが異なることを示し、系統進化上近縁な菌類よりも、塩基組成が近い菌類に似ていることを明らかにした。
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