研究課題
基盤研究(C)
レチノイン酸は脊索動物の体づくりに重要なシグナル分子である。本研究ではホヤを用いてレチノイン酸合成酵素(Raldh2)と分解酵素(Cyp26)のレポーター解析を行い,エンハンサーを特定した。転写因子MespがRaldh2のエンハンサーを活性化することが示唆された。オタマボヤの体の形はホヤと似ているが,レチノイン酸合成経路を欠く。レチノイン酸はホヤHox1遺伝子の転写に必要だがオタマボヤHox1には必要ない。本研究では,オタマボヤHox1のエンハンサーがホヤ胚において活性化することを発見した。レチノイン酸非依存的にHox1を活性化する仕組みが両種の共通祖先に備わっていたことが示唆された。
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