真正細菌と古細菌由来タンパク質のEvolvability

• 研究課題/領域番号: 25440194
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 進化生物学
• 研究機関: 京都府立大学
• 研究代表者: 高野 和文 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授 (40346185)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円); 2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: タンパク質 / 進化 / 安定性 / 好熱菌

研究成果の概要

生命の進化の謎を明らかにするために、タンパク質に着目した。タンパク質も生命の進化と共に、そのアミノ酸配列を変化させてきた。本研究では、タンパク質にランダムに変異を入れ、機能が向上（進化）するために必要な要因を探った。その結果、タンパク質の安定性が重要であることが分かった。このことは、生命の起源が、好熱菌であることと関連しており、進化における新たな知見を得ることができた。

研究成果

• [雑誌論文] Evolvability of thermophilic proteins from archaea and bacteria (2013)
  • 著者名/発表者名: Takano, K., Aoi, A., Koga, Y., and Kanaya, S.
  • 雑誌名: Biochemistry 巻: 52 号: 28 ページ: 4774-4780
  • DOI: 10.1021/bi400652c
  • 査読あり
• [学会発表] 好熱性Bacteria由来タンパク質の進化過程における安定性の役割 (2016)
  • 著者名/発表者名: 太田夏子、倉橋亮、佐野智、高野和文
  • 学会等名: 第１６回日本蛋白質科学会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 2016-06-07
• [学会発表] 生物進化過程におけるタンパク質の安定性の役割 (2016)
  • 著者名/発表者名: 倉橋亮、佐野智、高野和文
  • 学会等名: 日本農芸化学会2016年度大会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2016-03-27
• [学会発表] 好熱性Archaeaタンパク質の進化過程における安定性と活性の関係 (2015)
  • 著者名/発表者名: 倉橋亮、佐野智、高野和文
  • 学会等名: 日本農芸化学会関西支部第489回例会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2015-05-23
• [学会発表] 好熱性タンパク質のEvolvabilityと安定性の関係 (2014)
  • 著者名/発表者名: 倉橋亮、岡田淳、佐野智、高野和文
  • 学会等名: 第１４回日本蛋白質科学会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2014-06-25 – 2014-06-27
• [学会発表] 好熱性ArchaeaとBacteria由来タンパク質のEvolvability (2013)
  • 著者名/発表者名: 高野和文、青井敦史、古賀雄一、金谷茂則
  • 学会等名: 第１５回日本進化学会
  • 発表場所: つくば
• [学会発表] Evolvability of thermophilic proteins from archaea and bacteria (2013)
  • 著者名/発表者名: K. Takano, A. Aoi, Y. Koga, S. Kanaya
  • 学会等名: Thermophiles 2013
  • 発表場所: Regensburg