研究課題/領域番号 |
25440215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
藤井 紀行 熊本大学, 自然科学研究科, 准教授 (40305412)
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研究協力者 |
鍾 國芳
池田 啓
彭 鏡毅
REE Richard H.
白井 伸和
須山 知香
高橋 英樹
植田 邦彦
綿野 泰行
游 旨价
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 異所的種分化 / 白山 / ホザキシオガマ / 台湾 / タカネシオガマ列植物 / ツクシシオガマ / エゾシオガマ / 高山植物 / シオガマギク属 / 分子系統地理学 / 分類学的再検討 / 浸透性交雑 / タカネシオガマ / 分子系統地理学的解析 / Pedicularis japonica |
研究成果の概要 |
大陸辺縁における異所的種分化過程の解明に向けて、日本及び台湾に分布するシオガマギク属植物を用いて解析を行った結果、以下のような成果が得られた。まずヨツバシオガマの本州中部系統は日本の固有に分化した種であること(Fujii et al. 2013)、エゾシオガマは日本国内において少なくとも北海道・東北・本州中部系統の3系統に分化していること、白山に分布するタカネシオガマ似の集団はアジア大陸北東部に分布するホザキシオガマであること(Fujii et al. 2014)。九州固有種ツクシシオガマと台湾のタカネシオガマ似の集団は単系統となることなどが明らかとなった。
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