研究課題/領域番号 |
25440219
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 統計数理研究所 |
研究代表者 |
長谷川 政美 統計数理研究所, 統計思考院, 名誉教授 (60011657)
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研究分担者 |
足立 淳 統計数理研究所, データ科学研究系, 准教授 (30370092)
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連携研究者 |
米澤 隆弘 復旦大学, 生命科学学院, 副教授 (90508566)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 分岐年代推定 / 分子系統学 / 古顎類 / エピオルニス / 古代DNA解析 / ゴンドワナ超大陸 / エピオルニス科 / 分岐年代 / 二ホンツキノワグマ / アジアクロクマ / 真獣類 / 古代DNA / 種サンプリング密度 / ベイズ法 / ロバストな推定 / ゲノム / 化石証拠 / 年代制約 |
研究成果の概要 |
ダチョウなど古顎類鳥類はゴンドワナ大陸起源だと考えられてきた。われわれはマダガスカルの巨大絶滅鳥類エピオルニスの古代DNA解析を行い、これまで蓄積されてきた古顎類のDNAデータとあわせて系統・分岐年代解析をした結果、従来とは違った仮説を得た。リトルニスという古顎類の古い化石が北半球で見つかっているが、われわれの分子系統樹の枠組みに当てはめると、古顎類系統樹の根元に位置づけられる。このことから、北半球で進化した古顎類が、北米から南米に渡り、当時陸続きであった南極、オーストラリアに渡ったと考えられる。その後、これらの大陸とは分離していたマダガスカルやニュージーランドにも海を越えて渡った。
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