研究課題/領域番号 |
25440222
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
並河 洋 独立行政法人国立科学博物館, 動物研究部, 研究主幹 (40249909)
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連携研究者 |
佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
出口 竜作 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (90302257)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ヒドロ虫 / Cytaeis / 宿主特異性 / 固着性動物 / 種分化 |
研究成果の概要 |
本研究は、主に腹足類を宿主とする日本産タマクラゲ属(Cytaeis)ヒドロ虫類について、形態学的・発生学的情報と分子情報に基づき種の実体を明らかにするとともに、分子系統樹を作成して宿主特異性の観点から属内の系統関係を解析した。その結果、既知種4種に未記載種4種を加えた8種を確認することができた。これらの種は、それぞれ相異なる特定の宿主動物の体上で生活しており、宿主特異性が高いことが明かとなった。このことから、本属の種は、異なる新宿主を獲得することを種分化の要因の一つとして、地球上に出現したと考えられた。
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