研究課題/領域番号 |
25440226
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
藤田 敏彦 独立行政法人国立科学博物館, 動物研究部, グループ長 (70222263)
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連携研究者 |
岡西 政典 茨城大学, 理学部, 助教 (70639278)
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研究協力者 |
石田 吉明
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 系統 / 分類 / 進化 / クモヒトデ綱 / クモヒトデ目 / 骨格 / 分子系統 / マイクロCT |
研究成果の概要 |
核DNAならびにミトコンドリアDNAによる分子系統解析によって得られたクモヒトデ類の系統は,主に形態から推定されていた従来の系統と多くの点で異なることが分かってきた.また,走査型電子顕微鏡や樹脂包埋標本の観察に加えて,X線マイクロCTがクモヒトデ類の骨格の観察に非常に有効な手法であることを明らかにし,それによって腕や盤の骨片の観察を行ったところ,従来重要であると考えられていた分類形質のうちいくつかは系統を反映していないことが判明した.また,初めて観察された骨片の内部の神経孔の配置などの形質が,系統を反映していることが明らかとなった.
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