研究課題/領域番号 |
25440235
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
河村 功一 三重大学, 生物資源学研究科, 教授 (80372035)
|
研究分担者 |
古丸 明 三重大学, 生物資源学研究科, 教授 (10293804)
小林 秀司 岡山理科大学, 理学部, 准教授 (50260154)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 特定外来生物 / 定着成功 / 小進化 / バイオテレメトリー / 遺伝的多様性 / モルフォメトリー / 適応放散 / 創始者効果 / ヌートリア / 行動特性 |
研究成果の概要 |
ヌートリアの日本における定着成功要因を明らかにするため、分子、形態、行動の3点からアプローチを行った。日本集団はmtDNAにおける多様性は低いものの、核DNAにおいては原産地集団に匹敵する高い遺伝的多様性を有することがわかった、また、形態的にも高い変異性が集団間で認められた。行動的特徴として、本種は他の哺乳類と同様、縄張り形成を行うものの、環境条件により柔軟に行動を変化させることが判った。この事から、遺伝的変異性と形態的変異の高さに加え、行動の可塑性が日本における本種の定着成功を可能にしたと考えられる。
|