研究課題
基盤研究(C)
ある種の単細胞生物が他の種の細胞内に入り代謝し、宿主細胞の増殖に合わせて増殖し、共に生きていくことは“細胞内共生”と呼ばれ、その進化は進化的イノベーションとして広く認知されている。私たちは、藻類(Micractinium sp.)・細菌(Escherichia col)・原生動物(Tetrahymena thermophila)から構成される人工生態系を作成し、共生の進化過程を直接観察し、その過程を解析するという前例のない実験を開始した。培養は既に10年経過した。本研究では、この系において “藻類と原生動物間の細胞内共生”と“藻類と細菌の間の細胞外共生”が進化していることを明らかにした。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Progress in Biophysics and Molecular biology
巻: 119 号: 3 ページ: 634-648
10.1016/j.pbiomolbio.2015.07.008
BioSystems
巻: 131 ページ: 9-21
10.1016/j.biosystems.2015.03.005
European Journal of Phycology
巻: 49 号: 4 ページ: 526-537
10.1080/09670262.2014.978393
http://www.ehime-u.ac.jp/infinity/detail_8901.html