研究課題/領域番号 |
25450012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
遺伝育種科学
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研究機関 | 九州大学 (2016) 国立遺伝学研究所 (2013-2015) |
研究代表者 |
久保 貴彦 九州大学, 農学研究院, 准教授 (00370148)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 花粉キラー / 雑種不稔 / イネ / 遺伝子単離 / 生殖的隔離 |
研究成果の概要 |
雑種不稔の要因である花粉キラーの分子機構はほとんど知られていない。栽培イネindicaとjaponicaの交雑では、花粉キラーS24と相互作用因子EFSが同定されている。本研究では、分子機構の解明を目的として、それらの遺伝子単離を進めた。結果として、EFSは35-kbの領域に特定された。EFSの候補ORFを含むゲノム領域をクローニングし、花粉不稔個体に導入したが、明確な相補的効果は認められなかった。一方、S24の遺伝的解剖を進めた結果、S24近傍に新規遺伝子INKを同定し、INKはS24には影響を与えないが、別の花粉キラーS35を活性化して花粉不稔を誘発することを明らかにした。
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