研究課題
基盤研究(C)
植物工場でのイチジクの果実生産を目的に,挿し木当年に果実生産が可能な苗の育成方法を検討するとともに,それら苗の生理生態的特長を明らかにした.挿し木当年に十分な果実収量が得られる苗を育成するには,挿し木を冬季に行い,底熱処理よって挿し穂の発根部位のみを加温することにより,萌芽時には十分な発根量を得ることが必要であった.この苗に対して萌芽時から培養液を与えると速やかに無機成分が吸収され,このことが新梢の花芽形成に関連していると推察された.
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