研究課題/領域番号 |
25450056
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
小野 義隆 茨城大学, 教育学部, 特任教授 (90134163)
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研究分担者 |
岡根 泉 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (60260171)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 分類 / 形態 / 生態 / サビキン / 生活環 / 宿主特異性 / 地理的分布 / 系統 / ブドウ科植物 / 寄生性 / ブドウ / さび病 / 分子系統 / 種分化 |
研究成果の概要 |
日本には2種のブドウさび病菌が分布し,ヤマブドウで2種が重複感染していた.分子系統解析の結果は熱帯アジアのブドウさび病菌が新分類群であることと地理的分布の異なる3菌群で構成されていることを示した. アメリカの2種のブドウさび病菌はメキシコ湾岸に沿った狭い地域を境に分布を違えていた.分子系統解析の結果,これら2種は近縁でツタ,アワブキおよびミヤマハハソに寄生するサビキンと同一のグループに含まれることが明らかとなった.いっぽう,東アジアおよび東南アジアのブドウさび病菌は近縁であるが,アメリカのブドウさび病菌とは系統的に遠く,東アジアに分布するツタさび病菌と直近の祖先を共有することを推定できた.
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