研究課題
基盤研究(C)
近年では、植物の必須微量元素であるホウ素の主な機能は、細胞壁ペクチンのホウ酸架橋による細胞壁構造の安定化であることが広く認められている。このホウ酸架橋率を指標とする、迅速・的確な作物のホウ素欠乏診断法の開発を試みた。まず、ホウ素欠乏により黒変障害が起きた鹿児島県農家圃場のソラマメ莢を対象試料として用いて、本診断法が現場作物に適用可能であることを示した。そして、外観症状からホウ素欠乏が疑われる各種作物に対して、本診断法を適用し、ホウ素欠乏判定基準を取りまとめた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち謝辞記載あり 2件、 査読あり 3件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
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