研究課題/領域番号 |
25450091
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
長南 茂 茨城大学, 農学部, 教授 (70312775)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | コエンザイムA / アセチル-CoA / マロニル-CoA / パントテン酸キナーゼ / CoA生合成経路 / パントテン酸供給経路 / 有用物質生産 / 大腸菌 / アセチル-CoAカルボキシラーゼ |
研究成果の概要 |
炭素のキャリアとして機能するコエンザイムA(CoA)の細胞内濃度をパントテン酸キナーゼ(CoaA)を使って上昇させ、有用物質生産に応用できる大腸菌の分子育種を実施した。CoA生合成経路は原核Ⅲ型CoaAで最も効果的に強化することができ、増大したCoAプールの中で70%以上がアセチル-CoAとして蓄積した。CoAレベルを上昇させるためには、培地へのmMオーダーでのパントテン酸の添加が必須であったが、パントテン酸の前駆体物質であるβ-アラニンおよびパント酸の添加も効果があった。さらに、パントテン酸供給経路で機能する酵素を強化することにより、de novo合成でのCoA増産の可能性が示唆された。
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