研究課題
基盤研究(C)
出芽酵母において、栄養飢餓に誘導される成熟リボソーム分解の分子機構解明を目指した。出芽酵母に対し、栄養飢餓を誘導する抗生物質であるラパマイシンを作用させると、生物に高度に保存されたRNase T2型リボヌクレアーゼであるRny1pによりrRNAが分解された。また、同条件でリボソームタンパクが分解されることも確認された。そして、このリボソーム分解を通して酵母は栄養飢餓に適応する。ここで観察されたリボソーム分解のうち、一部は非選択的オートファジーにより液胞で起こるが、大部分のリボソームは液胞外で分解されると考えられた。
すべて 2016 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件)
Microbiology
巻: 161 号: 10 ページ: 2019-2028
10.1099/mic.0.000144
Biochem Biophys Res Commun
巻: 451 号: 1 ページ: 131-136
10.1016/j.bbrc.2014.07.084
PLoS ONE
巻: 8 号: 9 ページ: 75512-75512
10.1371/journal.pone.0075512