研究課題
基盤研究(C)
低G+Cグラム陽性細菌のリポタンパク質はNアシル化酵素ホモログを持たないため、Nアシル化されないと考えられてきた。しかし、私たちはこれらの細菌のリポタンパク質からNアシル化修飾を検出し、これらの細菌がNアシル化酵素を含む未知の生合成酵素群を持つことを示唆した。本研究では、質量分析によるNアシル化検出系を改良し、感度・スループットを有意に向上させた。次に、この方法により枯草菌遺伝子破壊株などからの生合成酵素探索を試みた。現時点では責任遺伝子を同定できていないため、継続して探索を行う。
すべて 2014
すべて 図書 (1件)