研究課題
基盤研究(C)
ソーマチンIIの分解能0.99Åの構造を決定し、甘味受容体との相互作用には側鎖の揺らぎが重要であるという新しい知見を得た。X線自由電子レーザーにより室温条件下で放射線損傷のない構造を決定した。酸性アミノ酸残基に点変異を導入することで甘味度を強化することに成功した。この知見を踏まえソーマチンと甘味受容体の相互作用予測が可能となり、ソーマチンの高甘味度化は受容体との接触領域を増加させた結果もたらされる可能性を示唆した。苦味抑制効果について苦味受容体を培養細胞に安定発現させた細胞アッセイ系を用い、官能検査に依らず、客観的にソーマチンの苦味抑制作用を確認し、その作用機作の一端を明らかにした。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 3件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (18件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件) 備考 (2件)
Sci. Rep.
巻: 6 号: 1
10.1038/srep20255
120005702814
Biosci. Biotechnol. Biochem.
巻: 29 号: 8 ページ: 1-9
10.1080/09168451.2016.1164587
PNAS
巻: 113 号: 11 ページ: 2828-2933
10.1073/pnas.1517770113
Acta Crystallogr D Biol Crystallogr.
巻: 71 号: 12 ページ: 2519-25
10.1107/s139900471501857x
Nat Methods.
巻: 12 号: 1 ページ: 61-63
10.1038/nmeth.3172
120005682565
Biochimie.
巻: 106 ページ: 33-38
10.1016/j.biochi.2014.07.016
120005682566
化学と生物
巻: 52 ページ: 23-32
130004808931
Biochimie
巻: 95 号: 7 ページ: 1502-1505
10.1016/j.biochi.2013.01.010
120005293582
生体の科学、増大特集 細胞表面受容体
巻: 64 ページ: 432-433
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2015/160203_1.html
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2016/160204_2/