研究課題/領域番号 |
25450206
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
齊藤 陽子 東京大学, 農学生命科学研究科, 助教 (00302597)
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研究分担者 |
黒河内 寛之 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 助教 (00609000)
井出 雄二 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (90213024)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 核SSR / 葉緑体DNA / 次世代シーケンサー / 人為影響 / 遺伝構造 / どんぐりピット / ドングリピット |
研究成果の概要 |
先史時代の遺跡から堅果が発見される樹種のうち、クヌギおよびイチイガシを対象として、現生と先史時代の遺伝構造を解明することを目的とした。葉緑体シーケンシングにより、イチイガシの現生の遺伝構造はおおむね天然の分布変遷を反映していると考えられた。このことは遺伝構造が存在しないクヌギとは異なり、両種の分布変遷に人為がかかわった程度に違いがあることが示唆された。さらに両種とも次世代シーケンサーを用いることによりさらに詳細な遺伝構造を検出できる可能性が示された。一方、先史時代のサンプルを入手しDNA抽出を行ったが、葉緑体シーケンシングおよび次世代シーケンサーでは解析ができず、今後の課題として残った。
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