研究課題/領域番号 |
25450219
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
小塩 海平 東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (50318177)
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研究分担者 |
平塚 理恵 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (30246376)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 花粉症 / スギ / 界面活性剤 / プログラム細胞死 / スギ花粉症 / 花粉飛散防止 / ソルビタントリオレート |
研究成果の概要 |
安全性の高い界面活性剤(ソルビタントリオレート:STO)を雄花の形成後に葉面散布処理することにより、雄花を選択的に褐変枯死させる技術を開発した。透過型電子顕微鏡による観察の結果、STOは雄花におけるネクローシス型プログラム細胞死を引き起こすことにより、花粉形成を阻害することが明らかとなった。STO処理により、スギの雄花が枯死するため、スギの成長が促進されるとともに、球果の形成も抑制できることが明らかとなった。これらの成果は、スギの材としての価値を損なうことなく花粉の飛散量を抑制できるため、実用的なスギ花粉症の軽減技術に結びつくことが期待できる。
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