研究課題
基盤研究(C)
シカによる森林への影響の初期段階では、胸高直径3cmの稚樹や小径木のみに影響が現れ、その影響レベルは食痕率によって推定できると考えられた。食痕は高さ50-150cmから上下の階層へ、嗜好性の高い樹種から他の樹種へと拡大し、採食ラインが形成されるプロセスが記録された。スズタケや稚樹が消失した後には、柵によってシカを排除することによって低木種は短期間で増加したが、高木、亜高木はすぐには回復できず、柵外の林内の前生稚樹の回復には非常に低いシカ密度にする必要があることが示唆された。
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