研究課題/領域番号 |
25450240
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
今井 貴規 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (20252281)
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連携研究者 |
中田 了五 国立研究開発法人森林総研究所, 林木育種センター北海道育種場, 課長 (60370847)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 心材 / ノルリグナン / 重合 / 心材形成 / スギ / 抽出成分 / オリゴマー |
研究成果の概要 |
一般に心材成分量は樹幹等放射方向において、心材外方から髄に向かって減少する傾向がある。スギ心材成分のノルリグナンに係る本減少の一因として、その二次変化(重合)を検討した。 ノルリグナン標品を試験管内酵素重合し、5種類の二量体を単離構造決定した。その構造をスギ心材抽出物高分子画分(天然ノルリグナン重合物)の部分構造として提出した。またスギ心材から数種類のノルリグナン二・三量体を単離構造決定した。さらにニ・三量体量は心材外方から中央部/内方部に向かい増加する傾向にあった。以上、心材形成機構に係る「心材中心部に向かう抽出物の減少」について、長期に渡る二次変化を一因として提案した。
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