研究課題/領域番号 |
25450275
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
|
研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
末永 慶寛 香川大学, 工学部, 教授 (00284349)
|
研究分担者 |
山中 稔 香川大学, 工学部, 教授 (50264205)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 振動水柱 / 波浪エネルギー / 動揺抑制 / 稚魚 / 生残率 / 養殖生簀 / 動揺抑制装置 / 有用稚魚 / 固有周期 / 不規則波 / 稚魚の生残率 |
研究成果の概要 |
全国沿岸海域で展開されている海面養殖漁業や栽培漁業で多く用いられる生簀は,海上浮体構造物であるため,波浪によって動揺する.この生簀の動揺に伴い,生簀内で飼育されている有用魚種が網と接触した損傷に伴う商品価値の低下,魚がストレスを感じて死に至ることによる水産資源生産力の低下が問題となっている. 本研究では,実海域の不規則波に対応すべく,固有周期の異なる複数の振動水柱を有する波浪エネルギー吸収型動揺抑制装置の開発を行い,その有効性を検証した.本装置を既存の海上魚類養殖生簀(浮体施設)に装着し,波浪による生簀の動揺を抑制することができ,有用稚魚の生産効率を向上させた.
|