研究課題/領域番号 |
25450297
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
布田 博敏 北海道大学, 保健科学研究院, 特任准教授 (60576172)
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研究分担者 |
平松 尚志 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 准教授 (10443920)
神 繁樹 北海道大学, 保健科学研究院, 助教 (60531845)
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連携研究者 |
神 繁樹 北海道大学, 大学院保健科学研究院, 助教 (60531845)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 抗酸化物質 / マガキ / 非アルコール性脂肪肝炎 / 酸化ストレス / 肝臓 / 脂肪肝 / 線維化 / アポトーシス / NASH / NASHモデルマウス / 培養細胞 / 予防 / DHMBA / 肝庇護 / 酸化 |
研究成果の概要 |
マガキ由来の新規の抗酸化物質(DHMBA)において、肝培養細胞を用いた抗酸化能の観察、及び非アルコール性脂肪肝炎(NASH)モデルマウスを用いた肝病変の改善効果を検証した。肝培養細胞を用いた実験では、DHMBAは酸化剤に対する細胞保護作用や酸化誘導性のアポトーシスに対する抑制効果が観察された。NASHモデルマウスを用いた実験では、DHMBA を高濃度含むマガキ抽出物によりNASHの肝臓特有に見られる病理組織学的症状の改善、及び抗肥満、インスリン抵抗性の改善が見られた。これらのことから、DHMBAは酸化ストレスが発生原因と考えられているNASHの予防や治療に有効と考えられた。
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