研究課題
基盤研究(C)
PCRは様々な環境中に存在する微生物の検出や定量に広く利用されている。しかし、PCRは生菌と死菌を区別することができず、食品製造現場における微生物検査において偽陽性や菌数の過大評価を引き起こす。近年、Propidium monoazide (PMA)を死菌の細胞へ取り込ませ、DNAと結合させることによりPCRの標的から除外する方法が報告されている。しかしながらその処理条件は報告によりまちまちであり、必ずしも最適化されているとは言い難い。本研究では、LEDを用いて最適な照射波長を決定し、PMAの濃度、処理時間を検討し、PMAとDNAの結合には375nmの照射波長が最適であることを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件)
Scientific Reports
巻: 5 号: 1 ページ: 11819-11819
10.1038/srep11819