研究課題/領域番号 |
25450323
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
松田 敏信 鳥取大学, 農学部, 教授 (40301288)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 原子力発電所事故 / 需要システム / フレキシビリティ / 積分可能性 / 線形性 / ビッグデータ / エンゲル曲線 / 状態空間モデル / 生鮮魚介・肉類需要 / LA/QUAIDS / CUUS / シフト変数 / 相対価格の不十分な変動 |
研究成果の概要 |
原発事故による放射能汚染は,生鮮魚介から生鮮豚肉へシフトさせるような影響を家計需要に与えたことを明らかにした.放射能汚染に関する報道後,生鮮牛肉はより支出非弾力的に,生鮮魚介と生鮮豚肉はより支出弾力的になったこと,生鮮魚介需要の減少トレンドは消失し,生鮮豚肉需要の増加トレンドは減少トレンドに転換したこと,原発からの距離は,生鮮魚介需要を減少させ,生鮮鶏肉需要を増加させるような効果をもつことを示した.また,フレキシブルで積分可能な線形需要システムを新たに提示し,既存のモデルでは推定が不安定または困難なビッグデータにおいて,現実的な弾力性推定値を安定して得られることを示した.
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