研究課題/領域番号 |
25450364
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
籾井 和朗 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 教授 (40136536)
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研究分担者 |
伊藤 祐二 鹿児島大学, 農水産獣医学域農学系, 准教授 (60526911)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 湖水循環 / ポテンシャルエネルギー / 乱れエネルギー / 数値解析 / 植物プランクトン / 栄養塩濃度 / 溶存酸素 / 熱環境 / 全循環 / 湖水温 / クロロフィル / 数値計算 / 農業用水資源 / 水温成層 / 部分循環 / 温暖化 / 水温 / 湖水 / 水質 |
研究成果の概要 |
本研究では,対象地域の温暖化傾向が,地域の農業用水資源である湖水の質及び鉛直循環に及ぼす影響を,現地観測と数値解析により検討した。湖水の循環に関しては,2000年以降の対象地域固有の気温上昇の一時的停滞により,湖水のポテンシャルエネルギーが低下し,風による乱れエネルギーが相対的に大きくなったため,1986年以来の全循環が2011,2012年2月に発生したことを数値解析により明らかにした。水質に関しては,対象地域の気候変化に基づく熱環境変化特性により,下層で富栄養化とクロロフィル極大が進行する可能性があるが,リン濃度が極端に低い現状では,赤潮のような環境異変が生じるリスクは低いことを指摘した。
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