偏光を利用した反射分光分析法の開発

• 研究課題/領域番号: 25450382
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 農業環境・情報工学
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 下保 敏和 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (30377171)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 分光分析 / 偏光 / 変調 / 反射分光

研究成果の概要

反射分光分析法を用いて，粒子で構成された物質の化学成分を予測する時，観測エネルギに含まれる直接反射光成分と拡散反射光成分の割合が安定しない。偏光と反射の特性から，光の入射角を変化させることにより，直接反射光成分と拡散光成分の割合を求めることで，化学成分の予測精度を向上させることを試みた。光学レイアウトを時間的に変化させるのではなく，同時に複数の光学レイアウトで測定する方法を提案した。本手法で，直接反射光成分と拡散光成分の割合を予測可能であることを示した。

研究成果

• [学会発表] 複数の反射角を用いた分光分析の性能評価 (2015)
  • 著者名/発表者名: 下保敏和
  • 学会等名: 農業食料工学会関西支部
  • 発表場所: ヤンマーミュージアム（滋賀県長浜市）
  • 年月日: 2015-10-10
• [学会発表] 偏光を活用した反射分光式土壌センサの性能評価 (2015)
  • 著者名/発表者名: 下保敏和，小平正和，澁澤栄
  • 学会等名: 農業食料工学会
  • 発表場所: 岩手大学（岩手県盛岡市）
  • 年月日: 2015-09-14
• [学会発表] クラスタリング手法を活用した反射スペクトルによる土壌診断の検討 (2015)
  • 著者名/発表者名: 下保敏和
  • 学会等名: 農業食料工学会関東支部
  • 発表場所: 日本大学生物資源科学部（神奈川県藤沢市）
  • 年月日: 2015-08-05
• [学会発表] 反射分光における光感度変動シミュレーション (2014)
  • 著者名/発表者名: 下保敏和
  • 学会等名: 農業食料工学会関西支部例会
  • 発表場所: 岐阜大学
  • 年月日: 2014-09-25 – 2014-09-26
• [学会発表] 反射分光における光感度分布変動 (2014)
  • 著者名/発表者名: 下保敏和
  • 学会等名: 農業食料工学会関東支部例会
  • 発表場所: 小笠山総合運動公園・エコバスタジアム
  • 年月日: 2014-08-06 – 2014-08-07
• [学会発表] 反射分光式土壌センサの光感度分布解析 (2014)
  • 著者名/発表者名: 下保敏和，澁澤栄，小平正和
  • 学会等名: 農業食料工学会年次大会
  • 発表場所: 琉球大学
  • 年月日: 2014-05-16 – 2014-05-19
• [学会発表] 偏光特性を利用した土壌センサによる反射分光分析 (2013)
  • 著者名/発表者名: 下保敏和，澁澤栄，小平正和
  • 学会等名: 農業食料工学会年次大会
  • 発表場所: 帯広畜産大学
• [学会発表] 分光分析における光反射角度の違いによる誤差量の推定 (2013)
  • 著者名/発表者名: 下保敏和
  • 学会等名: 農業機械学会関東支部年次大会
  • 発表場所: 東京農工大学
• [学会発表] 反射分光計測における照明条件の考察 (2013)
  • 著者名/発表者名: 下保敏和
  • 学会等名: 農業機械学会関西支部例会
  • 発表場所: 三重大学