研究課題/領域番号 |
25450387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 桐蔭横浜大学 |
研究代表者 |
佐野 元昭 桐蔭横浜大学, 医用工学部, 教授 (90206003)
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研究分担者 |
杉本 恒美 桐蔭横浜大学, 大学院工学研究科, 教授 (80257427)
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研究協力者 |
中川 裕
内川 千春
大平 武征
白川 貴志
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 葉の固有振動 / 植物の水ストレス / ハイスピードカメラ / 非侵襲計測 / 超節水精密農業 / 減衰振動 / 固有振動数 / 葉のしおれ / 非侵襲 / 超節水 / 植物工場 |
研究成果の概要 |
ハイスピードカメラを用いて葉のたわみ振動の固有振動数と植物の水ストレスとの関係を調べたところ、葉身自身のたわみ振動の固有振動数は、葉がしおれてきてもあまり変化はないが、葉柄のたわみ振動による葉の固有振動数は、しおれと共に大きく減少することが分かった。また健全な葉の場合、葉柄のたわみ振動による葉の固有振動数は日周変動し、日中に増加、夜間に減少するが、その振る舞いは植物の水ストレスにより逆転することが確認された。 以上より、植物の水ストレスの推定には、葉身自身のたわみ振動ではなく、葉柄のたわみ振動による葉の固有振動数を計測するのが有効であり、レーザ変位計などによる単純な振動計測でよいことが分かった。
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