研究課題
基盤研究(C)
(1)関東地方のネコにおけるボルナ病ウイルス(BDV)血清疫学調査により、1歳未満の検体を含む約1/4が抗体陽性であった。健康状態、年齢、季節、性別における抗体陽性率に差は認められなかった。以上より、垂直伝播が主な感染経路である可能性と他の発症要因の必要性が示唆された。(2)BDV感染グリオーマ細胞ではTGF-βファミリー活性が変化していた。特に内因性BMP活性の上昇はIGFBP-3発現を誘導することが示された。(3)コルチコステロン(CORT)は神経初代培養細胞におけるBDVの伝播性を亢進した。BDV感染により、CORTあるいはカイニン酸による神経細胞の障害は亢進された。
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