研究課題
基盤研究(C)
下痢性貝毒を投与したマウスでは、投与1、2時間後には腸管内に水分の貯留が認められるが、これは血中からの血漿成分の漏出によると考えられた。血漿成分の漏出により血流量が減少、循環不全により体温が低下、組織障害や多臓器不全を起こして、最終的に死に致っていると考えられた。マウスの体温低下を指標とした下痢性貝毒のマウス・バイオアッセイの判定は、従来の投与24時間後のマウスの生死での判定と高い相関を示しており、検査の迅速化と実験動物福祉への配慮を兼ね備えた優れた方法であると考えられた。
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