研究課題/領域番号 |
25450444
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
山中 仁木 長崎大学, 先導生命科学研究支援センター, 助教 (30533921)
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研究分担者 |
増山 律子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (60297596)
大沢 一貴 長崎大学, 先導生命科学研究支援センター, 教授 (90244756)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ヘリコバクター属菌 / 大腸粘膜 / 盲腸粘膜 / 粘膜固有層リンパ球 / ヘルパーT細胞反応 / 感染防御機構 / 生殖器 / ATP分泌性腸球菌 / Helicobacter属菌 / MIT 01-6451菌 / マウス / 垂直感染 / 病原性 / 腸管粘膜 / リンパ球 / MIT01-6451菌 / 性状 |
研究成果の概要 |
Helicobacter属菌には病原性を示し人獣共通感染症菌と認識される菌種が多々あり、現在も新たな菌種が分離検出されている。本研究では、実験用マウスで高頻度に検出される同属の未分類菌MIT01-6451について、性状と病原性について明らかにすることを目的とした。 その結果、本菌の形態や生化学的性状と共に、生息部位である下部消化管以外に免疫不全マウスにおいて肝臓の壊死や分娩異常など生殖器で病原性を示す可能性を見出した。また、免疫不全マウスで脱肛など盲腸以下の大腸で炎症を示し、免疫正常マウスでも各種免疫反応が有意に亢進することがわかり、本菌の病原性とそのメカニズムの一端を明らかにしつつある。
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