研究課題/領域番号 |
25450463
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統合動物科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
北村 直樹 鳥取大学, 農学部, 准教授 (80301951)
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研究分担者 |
澁谷 泉 鳥取大学, 農学部, 教授 (50162649)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 神経生理学 / 鳥類 / 平衡感覚 / イオンチャネル / 受容体 / パッチクランプ / 細胞内カルシウム / アクセサリーローブ / アセチルコリン / ムスカリン型受容体 / 細胞内カルシウム濃度変動 / 電位依存性カルシウムチャネル / 電気生理学 / アトロピン / N型電位依存性Ca2+チャネル / CaV2.2 / ω-conotoxin GVIA |
研究成果の概要 |
鶏の脊髄アクセサリーローブ(AL)より単離した細胞から電気的活動と細胞内Ca濃度変動を測定した。浸透圧刺激により細胞容積を変化させて細胞膜を伸展しても何も応答は見られなかった。アセチルコリン刺激はALニューロンのムスカリン様受容体を活性化して細胞内Ca濃度を上昇させた。ALニューロンから得られたCaチャネル電流の振幅は一般的なニューロンと比較して非常に大きく、N型Caチャネルの抑制薬であるω-conotoxin GVIAにより90%近く抑制された。 本研究により、鶏脊髄ALニューロンに機能的な電位依存性Caチャネルとムスカリン様アセチルコリン受容体が発現していることが明らかとなった。
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