研究課題/領域番号 |
25450485
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
弘中 満太郎 浜松医科大学, 医学部, 助教 (70456565)
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連携研究者 |
八瀬 順也 兵庫県立農林水産技術総合センター, 病害防除部, 主任研究員 (80535443)
遠藤 信幸 農業・食品産業技術総合研究機構, 九州沖縄農業研究センター生産環境研究領域, 主任研究員 (20414857)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 走光性 / 定位 / 視覚的エッジ / ライトトラップ / 光捕虫器 / 害虫防除 |
研究成果の概要 |
昆虫が正の走光性によって人工光源に集まることは,身近な生物現象である.昆虫走光性に関しては,コンパス理論,マッハバンド理論,オープンスペース理論という3つの主要な仮説が提案されているが,いずれも多様な走光性反応を十分に説明できてはいない.本研究では,顕著な走光性反応を示す幾つかの分類群の昆虫の飛翔軌跡と到達地点を解析し,それらの昆虫が光源と背景との境界部に向かうことを示した.本研究の結果は,既存の3つの仮説とは異なり,昆虫がその正の走光性において明暗や波長,そして偏光による視覚的エッジへ誘引されていることを示唆している.
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