研究課題/領域番号 |
25450489
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
澤田 博司 日本大学, 文理学部, 教授 (60196326)
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連携研究者 |
間瀬 啓介 日本大学, 文理学部, 教授 (60414942)
山濱 由美 浜松医科大学, 医学部, 教務員 (90242784)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Bombyx mori / diapause / HCl / DMSO / カイコガ / 休眠 / 浸酸処理 / カルシウム / 休眠移行阻害 / DMSO処理 / 塩酸処理 / カイコ / 休眠卵 |
研究成果の概要 |
本研究では,カイコ休眠卵を塩酸処理により休眠移行阻害を行うと卵殻と卵内のCa2+量が水で処理したコントロールと比較して1/7に減少することを明らかにした。Mg2+ではこの現象は起こらなかったことから,Ca2+が特異的に塩酸処理により卵から流出することが明らかとなった。休眠卵・非休眠卵の発生に伴うCa2+の定量解析では,休眠卵の方が非休眠卵よりも2.4倍多いことも明らかにした。 一方,Ca2+と相互作用する分子の解析も同時に進行させた。その中で,ミトコンドリアCa2+依存性溶質輸送体(MCaSC)の発現解析をRT-PCRで行ったところ,塩酸処理に伴って発現が誘導されることが明らかとなった。
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