研究課題/領域番号 |
25450491
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業生物資源研究所 |
研究代表者 |
朝岡 潔 国立研究開発法人農業生物資源研究所, その他部局等, 研究主幹 (80391580)
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研究分担者 |
太田 広人 熊本大学, 自然科学研究科, 助教 (60450334)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 鱗翅目昆虫 / 味覚 / 生体アミン / 受容体 / 摂食行動 / 昆虫 / カイコ |
研究成果の概要 |
ヤママユガ幼虫で味覚刺激による飲み込み行動を調べたところ、糖類による誘発とアルカロイドによる抑制作用があり、それらを受容する味覚細胞の存在する場所(小腮、上咽頭)との関連はなかった。カイコ幼虫で生体アミン関連物質の注射により摂食行動を調べたところ、オクトパミンによる摂食量の亢進、セロトニンによる抑制があった。また、ドーパミン受容体のアンタゴニストに摂食抑制作用があり、D2-likeドーパミン受容体のアゴニストに高い摂食亢進と排糞作用があることがわかった。広食性カイコとショ糖飼料を用いた実験により、そのアゴニストはショ糖の味覚情報処理を中枢又は末梢で制御すると考えられた。
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