研究課題/領域番号 |
25450494
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
昆虫科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
沓掛 磨也子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 主任研究員 (90415703)
|
連携研究者 |
重信 秀治 大学共同利用期間法人 自然科学研究機構 基礎生物学研究所, 生物機能解析センター 生物機能情報解析室, 特任准教授 (30399555)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 社会性アブラムシ / 兵隊階級 / RNAseq / 社会性昆虫 / 兵隊アブラムシ |
研究成果の概要 |
本研究課題では、階級分化、社会行動、分業といった興味深い生物現象を示す社会性アブラムシを対象にRNAseq解析をおこない、兵隊階級の分化や社会機能に関わる分子基盤およびその進化について解析した。その結果、調べた4種すべての兵隊で共通して発現亢進する遺伝子など、多数の興味深い遺伝子を同定した。兵隊特異的かつ大量に発現していたカテプシンB遺伝子およびカルパイン遺伝子については、その分子進化プロセスについても明らかにした。また、同一ゲノムから生じたゴール世代と2次寄主世代の比較から、両世代の兵隊において共通の遺伝子、特に筋肉やクチクラに関わる遺伝子が高発現していることを明らかにした。
|