研究課題/領域番号 |
25450503
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
田渕 研 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 東北農業研究センター生産環境研究領域, 主任研究員 (90531244)
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研究分担者 |
土田 浩治 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (00252122)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 保全型生物防除 / 景観生態学 / 土着天敵 / ダイズ / ホソヘリカメムシ / 卵寄生蜂 / カメムシタマゴトビコバチ / マイクロサテライトマーカー / 応用昆虫学 / 保全型生物的防除 / 景観遺伝学 / 生物的防除 / 遺伝子マーカー / 半自然植生 |
研究成果の概要 |
本研究では、天敵昆虫の効率的な利活用に資するため、発生源・農地を含む広域スケールにおける天敵昆虫(カメムシタマゴトビコバチ)の野外調査とマイクロサテライトマーカー解析から農地への移出入実態を明らかにすることを目的とした。トラップ調査から本種の発生源は森林縁の雑草地であり、発生数に影響する土地利用の空間スケールは500m~1kmであることを解明した。またマイクロサテライトマーカー解析から本種が近親交配傾向にあることと移動範囲が500m未満であることを推定した。このため、本種は近親交配を続けながら500m程度の範囲で移動を繰り返し、森林周辺の雑草地から農地へ移入していることが明らかになった。
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