研究課題/領域番号 |
25460025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
内呂 拓実 東京理科大学, 薬学部, 教授 (00307711)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 不斉全合成 / 構造決定 / 生物活性物質 / 抗菌活性物質 / 大環状化合物 / 芳香族求核置換反応 / 付加脱離型反応 / 高ひずみ化合物 / 13員環化反応 / γ-ヒドロキシラクタム / Ullmann型C-Oカップリング反応 / 強配位性単座配位子 / 8員環化合物 / η6-アレーン型クロム錯体 / π-π相互作用 / 抗菌性物質 / エノールエーテル / Ullmannカップリング / 単座配位子 |
研究成果の概要 |
2001年に北里研究所の大村らによって発見された多剤耐性菌にも有効な抗菌性物質FO-7711CD6について、その化学構造の確定を目的とした合成研究を実施した。まず、本化合物と同一の平面構造をもつ抗腫瘍性物質GKK1032A2の全合成について検討した結果、最難関である13員環構造の構築を高収率で達成しうる新たな方法の開発に成功した。ここで得られた13員環化体を標的化合物に誘導する方法についても、小スケールの検討を通じて確立することができたので、近い将来にGKK1032A2およびその3種類の立体異性体の全合成を達成することを通じて、FO-7711CD6の真の化学構造を確定できるものと考えている。
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