研究課題
基盤研究(C)
染色体異常等による副腎の過形成/低形成に基づく原発性の副腎皮質ホルモン産生異常は難治性のものが多く、早期の診断と治療が必要となる。本研究では、このような疾患の早期診断を目的として、コルチゾールおよびその生合成前駆体/代謝関連化合物の微量定量を、少量の生体試料で行えるよう、プロトン親和性誘導体とLC-ESI-MS/MS法を用いて構築した。本研究では、定量用の重水素標識内標準物質の調整、18-オキソコルチゾールの合成をはじめ、各種プロトン親和性誘導体の有用性を精査し、ピコリン酸エステル誘導体が最も優れていることを見出し、誘導体の副腎皮質ホルモン産生異常疾患の診断への応用を展開した。
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http://www.tohoku-mpu.ac.jp/laboratory/rinsyob/ronbun.htnml
http://web.tohoku-pharm.ac.jp/laboratory/rinsyob/ronbun.html
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