研究課題/領域番号 |
25460046
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
山本 浩充 愛知学院大学, 薬学部, 教授 (30275094)
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研究分担者 |
福田 光男 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (40156790)
古野 忠秀 愛知学院大学, 薬学部, 教授 (80254308)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 高分子ナノ粒子 / 歯周病 / 歯周組織浸透性 / バイオフィルム感染症 / ドラッグデリバリーシステム / 高分子ミセル / バイオフィルム / 嫌気性菌 / ナノ粒子 |
研究成果の概要 |
歯周病に対し、高分子ナノ粒子または高分子ミセルを用いることで、バイオフィルム深層へ抗菌剤を、さらに歯周組織内へ抗炎症剤を送達可能なドラッグデリバリーシステムの構築を試みた。本研究で確立した嫌気性のP. gingivalisとマクロファージ細胞を共培養するin vitro抗炎症作用評価系を用いた検討において、薬物ナノキャリアを用いた系は、薬物水溶液に比べサイトカイン産生量を抑制した。さらに、ナノキャリアは歯周組織深部へ侵入することを明らかにした。ナノキャリアはバイオフィルムの構造を退縮させ、抗菌剤を送達する能力も有しており、歯周病治療に適した製剤設計を行うことができた。
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