研究課題
基盤研究(C)
乳がんは骨転移しやすい。乳がん細胞をマウスに移入して、骨転移系を確立した。骨転移巣では、PGE産生が亢進し、骨吸収が亢進した。骨転移巣の骨破壊は4種のPGE 受容体の内、EP4選択的アンタゴニストの投与により改善された。乳がん細胞と宿主の骨芽細胞を接着させると、PGE 産生と骨吸収が亢進した。従って、骨芽細胞から産生されるPGEが乳がん骨転移巣における骨吸収を促すと考えられる。前立腺がんのマウスへの移入実験を実施したところ、全身転移と骨転移を検出し、全身転移と骨転移ともに、EP4アンタゴニストの投与により改善した。骨転移の治療薬としてEPs 作働薬の創薬展開が期待できる。
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