研究課題
基盤研究(C)
本研究では、培養肝細胞の高機能化を目指し、肝機能特異的機能発現機構の解明と高機能肝細胞培養系の検討を行った。ヒト肝癌由来細胞株であるHepG2細胞を用いて、DMAメチル化阻害剤であるゼブラリンによる肝機能亢進とその作用機序を検討した。ゼブラリンはHepG2細胞のシトクロムP450(CYP)遺伝子発現を亢進させた。その作用機序を検討した結果、ゼブラリンはDNMT阻害とともに二重鎖RNA依存性プロテインキナーゼ(PKR)発現抑制を介してCYP発現を亢進することを明らかにした。
すべて 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 備考 (2件)
PLoS ONE
巻: 10 号: 3 ページ: e0120545-e0120545
10.1371/journal.pone.0120545
Liver Transplantation
巻: (In press) 号: 9 ページ: 1127-1137
10.1002/lt.23916
巻: 20 号: 3 ページ: 391-393
10.1002/lt.23800
http://www.ncchd.go.jp/scholar/research/section/pharmac/index.html
http://nrichd.ncchd.go.jp/pharmac/index.html