研究課題
基盤研究(C)
ミシマサイコのサイコサポニン生合成の全容を解明するために、ミシマサイコの根、茎、葉それぞれのESTデータベースを作成した。サイコサポニンの生合成に関与する酵素の遺伝子を単離するために、このESTデータベースを検索した結果、16種の新規シトクロムP450のcDNAを単離し、β-アミリンの28位の炭素を水酸化するシトクロムP450、R144792と、16α位の炭素を水酸化するシトクロムP450、Rnn2525を同定した。次にサイコゲニンの配糖体化酵素について、β-アミリンを基質とすると考えられるUGT73Cサブファミリーと類似性の高い2種のグリコシルトランスフェラーゼのcDNAを単離に成功した。
すべて 2016 2015 2014
すべて 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件)