研究課題/領域番号 |
25460201
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 就実大学 |
研究代表者 |
古林 呂之 就実大学, 薬学部, 准教授 (00399156)
|
連携研究者 |
坂根 稔康 京都薬科大学, 准教授 (50215638)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 経鼻吸収 / 頸部リンパ節 / リンパ節転移 / 鼻腔内投与 / 経鼻ルート / 分子量 / ラマン分光法 |
研究成果の概要 |
頸部リンパ節(CLN)発症疾病治療に対する経鼻ルートの優位性を明らかにする為、抗がん剤経鼻投与後のCLN移行性及び舌癌マウスのCLN転移抑制効果の検討を行った。モデル薬物の全てにおいて、鼻腔内投与後のCLN移行性は静脈内投与に比較して高く、特にmethotrexate及びetoposideでは、投与後90分までのCLN推移から算出した移行量の比は2.6及び1.7倍となった。両薬物を、ヒト口腔扁平上皮癌細胞を舌部に移植したCLN癌転移モデルマウスの鼻腔内及び腹腔内に反復投与した結果、MTXでは経鼻投与群においてCLNへの転移抑制効果が25%向上し、経鼻ルートの優位性が明らかになった。
|