研究課題/領域番号 |
25460203
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
菅原 満 北海道大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (60332467)
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研究分担者 |
武隈 洋 北海道大学, 大学院薬学研究院, 准教授 (00396293)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | エトポシド / 細胞周期 / 白血病 / 造血幹細胞移植 / シクロホスファミド |
研究成果の概要 |
殺白血病細胞効果へのエトポシドとシクロホスファミドの曝露順序の影響を検討した.白血病由来K-562細胞に対し,低濃度4-HPC (シクロホスファミドの活性体)→エトポシドの順に曝露した場合には,エトポシドを単独曝露した場合に比較してその効果が有意に増大した.この原因として,先に4-HPCに曝露すると細胞周期依存的でS期に作用するエトポシドの殺細胞効果が増強することが明らかとなった.さらに,この作用は薬剤耐性の要因とされる排出トランスポーターであるP糖蛋白質(P-gp)を発現している細胞においても同様に認められた.これらの結果より,投与順序や方法による最適化が可能であることを示唆している.
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