研究課題/領域番号 |
25460215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
賀川 義之 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (90397505)
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研究分担者 |
山本 吉章 国立病院機構, 静岡てんかん神経医療センター, 治験管理室主任 (60596245)
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研究協力者 |
榊原 綾海
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | donepezil / BPSD / dementia / 認知症 / アルツハイマー病 / ドネペジル |
研究成果の概要 |
認知症では中核症状の認知障害に加えて、周辺症状の行動・心理症状(BPSD)が問題化している。本研究では、BPSDの発現とdonepezilの薬物動態との関係を検討した。まず、ドネペジルおよび主代謝物の血漿中濃度を0.1 ng/mLの高感度で測定できるLC-MS/MS法を開発した。この測定法を用いて検討したところ、donepezilの血漿中濃度とBPSDの発現に関連が認められ、donepezilの血漿中濃度が治療域を超える患者ではBPSDの発現がむしろ抑えられていた。この結果は、BPSDの発現を抑えながら認知症治療を行う上で、臨床上の重要な知見と考えられる。
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